天神原からまちを一望

クレさん

2019年05月25日 16:28



子供の頃、大好きだった天神原。

奥さんと週末の早朝から歩いて出かけてみた。

親父と甥っ子が眠る慶福寺の墓地を横に

曲がりくねった急勾配の道を登りつめると

島田市内を見下ろす芝生の広場、天神原。

昔は老人ホームもあった。

子供の頃はランニングで駆け登り

体育座りして、ボーッとまちを眺めてた。

気持ちが落ち着く場所だった。

まち全体を眺めては、自分の存在ってなんだろう、なんて考えたり・・・

子供なりに悩みや苦労があり、何かを抱えると

ここに来てはまちを眺めた。

嫌なことがあった学校は、天神原からは

とても小さく見えて

そんな自分はもっとちっぽけに思え、

その自分の悩みなんてもっとちっぽけで

天神原を下る時には、気持ちもすっきりして帰ったものだ。

大井川、牧之原台地が見え、自然と程よい街並みが調和して、

なんとなく心がホッとする

そんなまちを眺めつつ、

自分の心の内側を眺めていたのだろう。

50歳を過ぎて、日常から離れ

再び、のんびりとまちを眺める。

人生100年時代とすれば

これからこのまちでどう過ごそうか・・・

なんて、考える歳になってるから

「そろそろおいで・・・」と導かれたのかもしれない。

週末早朝のウォーキングをライフワークにして

まちをのんびり歩きながら、子供の頃の思い出スポットを巡るのもわるくない。

育ったまちと思い出の場所が、

これからの自分にアドバイスをくれるかもしれない・・・













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